昨日会社で「へえ~」ということを耳にした。

社内でモンスターな奴がいるのだがそいつが遂に会社からの制裁を受けたと言う話。

この男どういうモンスターかと言うといきなり激情的に怒り出すところがあるらしい。それを誰かまわずするのだが特に気の小さい奴、大人しい奴、新入社員や若手社員。因みにそいつは私と同じ年で今年47歳。8年程前に親会社から天下って来た。要は厄介払いされての異動だったと思うのだが来て早々からその片鱗を見せていた。

そしてその後モンスターが頭角を現しもうやりたい放題。特に現地工事の監督をしているので会社の目も届かないので留まるところを知らずの暴走。私も大分若手よりの相談を受けたことがあるがこの男何故か上の受けがよくて何してもいいほうに解釈されるばかりで本当に放し飼いの狂犬それも暴れるのに飼い主がお墨付きを出していたような感じだった。特に現場の事務所はこのモンスターと若手の2人だけになる。その為漏れ聞こえてくる若手の叫びもその部門の幹部連中は出来の悪い若手の愚痴や誹謗中傷としか取り合っていなかった。私自身も何故このモンスターが高評価なのか私にもわからなかった。結局人間の本質に向き合っていない連中が組織の幹部に居たのが問題の一部でもあったのだと思っていた。

そしてこの一昨年前に問題が明るみに出て人事部からの干渉がモンスターの部門があったが結局その部門の幹部が組織ぐるみにモンスターをかばいお咎めなしに成った。本当に何故そうなのかと私の周りでは疑問視する声が上がった。

そしてこのたびモンスターに鉄槌が下ったのだが部下の告発からだった。

モンスターは40代と20代の部下と3人で現場工事を運営していた。この現場がモンスターの責任範囲でないところで問題が起きていた。責任は無いといってもリカバリーするためにいろいろとストレスもたまったのだろう。部下二人に対して相当の当たり方をしていたらしい。我慢しきれなくなった40代の部下がボイスレコーダーをセットしてその部下に対するハラスメントの一部始終を録音。そして内部告発に踏み切ったらしい。

そして会社人事と内部監査室の取調べがモンスターの組織に及んだ。実を言うと私の会社は1年前に親会社に吸収合併されていた。そして今の会社はそういう管理部門が力を持っている為、前回の調査の日ではなかったらしい。特に今の会社は物凄く建前を大事にする為何とかハラスメント防止には物凄く力を入れている。今でもその講習会の案内が来ている。

結局組織もかばいきれず内勤に戻すらしいがそれでも管理部門の目の届かないところで厚遇をしている。つぶされた人間のことを何故考えてあげられないのか・・・・・・

その組織も4月でおそらくメスが入ると思う。

窮鼠猫を噛むとは言った物でモンスターも自分が屑だと言っていた人間に今は潰された。

これからどうなるのか引き続き見ていこうと思う。

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