天災
今週末は私の周りは平和そのものであったが、新潟や福島では大雨で大洪水。先日の大震災で海岸が津波で襲われ、やっぱり水は怖いと、思ったところ、山の中でも大規模な水害が有ると改めて水の怖さを思い知らされた。
私の住むここ大阪市淀川区。淀川区と言っても西端で海から数キロしか離れていない。川も淀川と神崎川と大きな川に挟まれていて、平安時代までさかのぼると、私の住んでいるあたりは湿地帯、河口と言うことで今で言うところの大阪港。当然の事ながら海抜ほぼゼロメートル地帯。大阪市のハザードマップによると、淀川流域に総雨量500mm(昭和28年9月洪水(台風13号)の2倍)の雨が降った場合の我が家の周りの浸水は4~5.5m、神崎川流域に総雨量250mm、時間最大雨量50mmの雨(150年~200年に一度起きる程度の雨)が降った場合は2~3m。いずれにせよ階で言えば2階~3階が水没。地上にあるマンションの受水ポンプは水没。当然何日か家に缶詰。当たり前の話だけど、下水への排水も出来なくなるだろうから、家にいた場合それが幸いなのかどうかは、なんとも言えない。
日ごろこういう災害はあくまでも報道で知るだけで、実体験が無い。私は単に運が良いだけで、いつこういう災害に見舞われてもおかしくない所にいることを、知ると人事ではないと思った。