Archive for 2008年3月

帰宅して

 今週はずっと出張で出かけていた。そして本日帰宅。現場担当者だった頃は長期の出張も当たり前だが今の仕事では珍しい話。
今日は妻の誕生日だった。考えてみれば3月の末に近いような誕生日では幼稚園や小学校低学年の頃苦労したろうなあと思った。
我が家では妻の誕生日と言う大行事の日だけど、平成7年3月20日にあった地下鉄サリン事件という大きな事件があった日でもある。
あの日の朝のことは忘れないねえ。と言うのは通常だと地下鉄を利用(被害にあった線区ではない)していたがあの日は気分転換のために違う通勤ルートで歩いていた。そうすると清洲橋通りを南方向に救急車やパトカーがサイレンを鳴らして疾走していった。しばらくすると消防車。「なんか大きい事故があったのかなあ?」会社に着く直前に当時の営団地下鉄の緊急車輌が赤灯とサイレンを鳴らして疾走していった。「?地下鉄の脱線事故か何か?」
会社に出たら半分くらいの人が来ていなかった。
「爆弾が撥ねた」とか「車両火災」なんて言葉が聞こえてきたが、その冬にあった阪神大震災の時のように不確かな情報が乱れ飛んでいた。当時会社の喫煙室にTVがあったので誰とも無く喫煙室に集合してニュースを見ていたら地下鉄で事件があって大騒ぎ。道路が封鎖されて消防車や救急車が大終結して救護テントが張られているシーンと、騒然とする現地の様子が放送されていた。この時点でも何かが爆発したようなはなしだったと思う。ただ被害にあったのが日比谷線だったこともありそれを使っている人が会社にも多くいたのでみんな安否を気遣った。
結局被害者はいなかった。
但し丁度その頃会社の事務所が日本橋から上野に移転していたから乗る電車がみんな数本早まり被害者がいなかったけど日本橋のころだと被害車両に乗り合わせていた人が確実にいた。私も被害電車に乗ることは無かったが被害にあった駅にはいた可能性があった。
結局その後あの「オーム」が犯人と断定され大規模な摘発に至っているのだけど、最初「オーム」の犯行と聞いて信じられなかった。象さんの被り物をした変な連中と思っていたがまさかここまで天下国家を揺さぶるだけのテロ集団になっているとは思わなかった。
 事件から13年。犯人たちには次々と極刑が下されているようだが被害にあった人たちはまだまだ事件の傷跡が癒えていないと聞く。もちろん司法や行政上の決着をつけるのは大事なことだけど個人が背負った事件の傷跡は絶対に解決することは無いのだろうなあと思う。
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出張

今日は出張で船橋に宿泊している。
世の中便利なものでホテルでインターネットに接続できる。そしてこうしてブログに記事を書き込むことが出来る。
コンビにも近所に有り弁当屋も近所にある。かつて出張といえば結構な街でも悲惨なもので昔、木更津に出張したときだけど悲惨だった。
今みたいにインターネットでホテルを探すことが出来るわけでもなく口伝や時刻表で調べるがなかなかまともなところに行き着かなかった。
ホテルもひどかったが部屋もひどく窓の無い部屋だった。一寸でも宿泊費をケチるとろくなことにならなかった。
今日宿泊したホテルはウイークリーマンションとも兼ねているからそこそこの広さとミニキッチンがある。1泊だけだから余り意味は無いけどうれしいもの。
 
しかし今日の電車には驚いた。品川から船橋まで快速電車のグリーン車に乗った。駅ホームでスイカでグリーン車券を購入したが券が出ない。
どうするのかと思い車輌に乗り込んだ。単にスイカからチャージされたお金が支払われたのかと思っていた。適当に席に座ると注意書きがあった。頭上のスイカのタッチパネルにスイカをタッチしろと。降りるときもタッチしろと。ランプが赤から青になったことを確認しなさいと。感動した。ホームで品川~船橋のチケットをかっているからタッチすると品川~船橋で緑にそれを超えると赤になり係員のお姉さんが飛んでくるという事らしい。これほどまでICカードが便利に使用できるようななっているのに驚いた。関西にはまだ無いシステム驚いた。
グリーン券買って冒険をしただけの価値があった。
 
    
 

梅の花

久しぶりのUP。
前回から既に半月。気がつけば外はポカポカ陽気。すっかり春の様相。
今日は久しぶりの休みの日の快晴。妻と梅見に出かけた。カメラ持参の撮影会は1月の神戸以来。
昼前に服部緑地にたどり着いた。梅林に行くと梅の花は5分咲き?何のことは無い散ってしまっていた。
どうも先週がピークだったらしい。梅林には人が御座を広げて休日を楽しんでいるから撮影どころではなかった。
場所を変える事にした。万博公園も検討したが結局、枚岡梅林に行った。
近鉄で枚岡まで行き歩いて5分、住宅地を抜けた山の中腹に存在していた。ただ、ここも花が散り始め。それでも快晴の下梅見。青い空と梅の花は良くマッチしていた。
まあ、久しぶりに青い空の下の休日を楽しめた1日だった。