今日、海外メーカーの営業マンが会社に私を訪ねてやって来た。
もともと担当の中国人か台湾人の人とは電話でやり取りをしていたで、この中国の人は日本語が達者ではっきり言って一寸聞いただけでは日本人と変わらない。見た目も日本人と変わらない。で、安心していた。ところが社長と称して連れて来たのがロッテのバレンタイン監督みたいな人。しかし私をみて「こんにちは、はじめまして」
(なんだよ!日本語しゃべれるのか脅かしやがって!)と思い応接室に連れて行った。
部屋で一通り聞きたいことを聞こうと話し始めた。担当の人にあれこれ質問して相手の回答をまったら、彼女は社長のほうを向いていきなり英語で話し始めた。
なんとオッサン日本語は解らないらしい。その後、私がしゃべると、担当の人が日本語で返事をしてそのまま英語で社長に話したことを報告。社長がしゃべると私に通訳をするという恐ろしい状態に。おかげで普段の倍以上の時間が掛かった。しかしこの海外メーカー(ドイツ)は日本に来て1年と言っていたが本当に日本や業界と言うものを良く調べている。こっちが知っていることなら大概の事は知っていた。ここにやってきたのは仕事をもらいに来たと言わんばかり。日本の企業と違い「一寸お顔を拝見」とか「とりあえずご挨拶」なんてのんびりしていなかった。でもこのくらいハッキリしていないとこっちもやる気がでなから大歓迎。しかしその社長最後に「どうもありがとうございました」。
あんた、最初と最後だけかい!えらく日本的だねえ。
 
広告