6年前にニューヨーク周辺で同時多発テロ発生。一番の驚きは世界貿易センタービルにハイジャックされた飛行機が突入。そして建物崩壊。それが生中継されたところが驚き。ちょうど結婚した年のこと。北新地の駅で寮の友人と電車待ちをしていたら妻から(そのときは結婚前)メール、飛行機がビルにぶつかったと・・・。友達とさすがアメリカは飛行機がビルにぶつかるような事故があるんだ・・・と、小型機が間違えてビルにぶつかったぐらいにしか思っていなかった。部屋に帰りTVをつけてニュース映像を見てびっくり、旅客機がビルに激突、それも自爆テロでと、にわかには信じられない理由でビルは煙を上げていたそしてツインタワーのひとつが倒壊そして2本目も倒壊。途中VTRで飛行機がビルに突入するシーンが何度も再生されていた。太平洋戦争末期のカミカゼを髣髴させるものだった。
 あれから6年。犯人が特定されたり、事件の一部が公開されるなど下がいまだに事件が解決したとは言いがたい状況。アフガニスタンやイラクを舞台に戦争が展開さ、イラクでは正規軍が崩壊したが今度はテロがアメリカ軍と戦闘を続けている。日本では自衛隊が日本軍として海外派遣た。そして 今ではその派遣をめぐっての法案成立をめぐって首相が「職を賭した」
 確かに戦後日本は憲法9条を盾にして経済成長だけに努めてきた。一般家庭に置き換えればドアは閉めるけど鍵はかけていないし、まして火災保険や生命保険に入っていない状態、しかし健康保険は加入しているが医者には掛かりまくり・・・・アメリカにしてみれば「とぼけたやつらだ!金ばかり溜め込みやがって!誰のおかげで生活できると思っているんだ!」と。「そろそろ出すもの出してもらいましょうか!いつまで戦後を引きずっている!」って言う状態になっているのだと思う。日本サイドにしてみると今までの様に「いやー戦敗国ですから」とか「アメリカさんに作ってもらった憲法に武器持っちゃいけないって言われてますから・・・」なんていうのは本当に通らなくって来たのだろうと思う。
 それでも60年前に自爆テロの原型になるような「自爆攻撃」を命令してみたり、戦争やめないとかの理由で原子爆弾を2発も食らって、多くの人を悲惨な失い方した日本として今こそ平和を主張するときに来ていると思う。「皆さんがいましていることは60年前にわれわれは経験済みですよ!」って。この手の政策について言えば首相も目先のことに職を賭さないでもっと大局を見て、もっとすべき政策や肝心なことに職を賭してもらえないのかなあ~と思う。
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