今日は雨、午前中に散髪に行き後は家でTV三昧。昨日は結局雨は降らなかったが天気が悪くなるだろうと言う事で遠出はしなかった。近所のホームセンターとス-パーに妻と買い物に出かけ、夜はTVを見ながら私は転寝(うたたね)。平和な休日を過ごした。
 その反面昨日13時過ぎにTVのニュース速報で「エキスポランドでジェットコースター脱線、椅子が外れて乗客1名死亡。」妻と、何だろうね?この手の事が速報になるのも異例な気がした。夕方のニュースで事故のあらましがわかったが有ってはならない事故。事故の前日万博公園から事故の有った風神雷神Ⅱを見ていて、「あれ面白そうだね・・」と妻と話していた。妻は以前に乗った事があるとの事だった。今日時点での報道では金属疲労が原因で車軸が破断して車輪が脱落、脱線、転覆、車両の傾いた方向に点検歩廊の手すりがあってそこに乗客が激突したらしい。遊園地は目視の通常点検はしていたとの事だった。まあ、どこの遊園地もその程度の点検しかしていないらしい。思ったのは最近この手の事故が本当に目立つと思った。東京の都営住宅のエレベーター、シンドラー事件、先日のオーチス社エレベータ事件等、点検、保守をやや軽く見て、その費用を浮かしているというか、手抜きをしているような気がした。金が掛かろうが掛かるまいがすべき事項は決まっているはずである、それが金が無いとかといった理由で点検項目が少なくなるのは良く解らない。おそらく点検内容は管理者側が点検業者に過度な値引きを要求しているのか、点検業務を請け負う際に競争入札で点検業者側が点検内容の手抜きを前提にいわゆるダンピングをしているケースなどが考えられる。いくつかの状況が想定できるがいずれにしても結果は目の前の金優先で人命が軽んじられたケースだと思った。遊びを提供する遊園地ではあるが管理者側は業としてつまり仕事をしているわけであるからもっと真剣に人の命を預かっていると言う事を肝に銘じるべきであると思う。今回の件が本当に防ぎきれなかった事故なのかどうかと言えば必要な時間と金さえ掛ければ防げたと思う、いままではラッキーの連続で無事故で来ただけだと思う。点検、保守費用も立派な設備投資費用であり今後の営業を左右する投資だと思う。その投資をいい加減にした結果がこういう悲劇だと思う。こういう風な経営思想の経営者はこれからは排除して健全な経営思想を遵守させるために百罰一戒をする時期に来たと思った。亡くなられた方のご冥福を祈ります。
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