前回の記事で首の痛みが消えたようなことを言ったが昨日午前中またまたひどくなった。
で、午後会社を抜け出して健康保険組合の診療所に行って来た。数年前に頚骨が詰まっていて神経を圧迫しているような診断を受けた経緯もある。
診療所に行く前昼休みにインターネットで首の痛みについて調べた。過去の診断と、インターネットの記事を見ているとどうも頚部の椎間板ヘルニアの可能性があった。手もしびれるし・・・・・結構不安になって診療所へ。問診をしてもらうと
「私は専門で無いから(内科の医師だった)推定しか言えませんが。」と前置きすると「ヘルニアの疑いがありますから・・・」と言うと紹介状を書いてくれた。
そうか、ヘルニアか・・・・本当に闘病生活に入るなあ~と、思った。昨日は結局会社に帰り、明日(今日)は病院にいくから半休すると宣言してきた。
そして、本日!朝起きると手がやっぱり痺れていた。「まいったなあ~!慢性化しちゃうのかなあ?」
で、紹介状を持参して住友病院に行った。さすがに大都市の大病院。そして改築されて数年しか経っていない。明るい雰囲気で昔ながらの薬のにおいが立ち込め、薄暗い病院のイメージとは全然違う。しかし、大病院の悲しさ・・・激混み・・・・受付は9時に済んでいたが診療をしてもらったのは11時ごろ。「紹介状があっても、緊急性の無い初診で、コネもないと遅くなるなあ~」などと思っていた。
やっと診察順がきて診療してもらった。一通り医師に説明をすると「ふん・・・・」と言いながら首をひねっていた。「?何だ?重病か?」
私の手を回したり首をつかむとひねったり。「イタタタタタ・・・・・・」
そしてハンマーで手や足をたたき出した。一通りの調べが終わると。医師は意外なことを言い出した
「神経は正常ですね。首の筋肉や僧坊筋の極度の緊張、つまりコリですね」
「そうですか?」と私。「イヤー終わったかと思いましたよ・・・平たく言えばナントモ無いんですか?」
「ええ、ヘルニアではないですね。運動をする事で治りますね・・・・」と、それまでぶっきら棒だった医師が笑顔で言ってくれた。
念のためと言う事でレントゲン撮影。撮影して2時間待って再診。
レントゲンの写真を見せてくれながら医師は「奇麗なものですよ。ヘルニアは思ったとおり全く有りません!大丈夫。薬で痛みも取れるけど、運動で解決してくださいよ!薬も副作用が無いわけじゃないから。」と笑顔で言ってくれた。私は頭を下げて退場。
しかし、病院に来たときは慢性の痛みと戦わなければ無いのかと思ったりもしたが、結局は運動不足で薬すら処方されないものだった。
病院を出たのは14:30過ぎ。今日は会社を休んだ。
帰宅して妻に報告。夕方妻の勧めで「極楽湯」という近所の今はやりのスパー銭湯に行ってきた。お天道様の高いうちからの入浴は気持ちがいい。ここは露天風呂、サウナも普通のとスチームとある。サウナなんて暮れにフィンランドに行って以来のこと。本当に気持ちよかったが調子に乗って湯当たりをしてしまった。
今はそれもおさまり首の痛みも少し引いて来た。まあ、大騒ぎにもなったがなんとも無くてよかった。治療より予防。これで良いのだ!