昨日は終戦記念日。1945年に太平洋戦争(第二次世界大戦)が終結。厳密に言えば終戦の意思表明をした日となる。このときはあくまでもポツダム宣言を受諾する意思表示を日本が行ったために停戦となったわけで厳密には戦争は終わっていない。だたポツダム宣言が一言で言えば「無条件降伏」(先ず負けを認めて、その後は煮るなり焼くなり好きにして!を認めろ!)なだけに道義的に停戦となったようだ。実際ソビエトみたいな国は知らん顔をして戦闘継続をしていた。しかも日ソ不可侵条約と言う条約があったにもかかわらず攻め込む数日前に一方的に破棄してきた。まあ「友達は選べ」という先人の教えになったわけで・・・・・
さてこの日は朝から小泉首相の靖国参拝で始まった。夕方は加藤元幹事長宅焼失。いずれにしても終戦にまつわる所からの事件(加藤議員宅事件はそうらしいで原因は捜査中とのこと)が起きた。今日ぐらい厳かに静かな日にすれば良いのにと思った。
私は昼頃からカメラ片手になにわの街を散歩。天王寺界隈を散歩した。その後チン電で住吉大社に行き、夕方には四天王寺の万灯供養を見に行った。先祖の名前を書いたローソクを境内に設置された台に祀ってもらい参拝者が拝んでいた。結構な人出だが何か独特な厳かさがあった。子供の頃お盆で先祖さんを祀っているとおばあさんを始め大人の人に
「ご先祖さんがいるから お前がいるんだよ。家も土地もみんなご先祖さんが汗水たらして働いたからあるんだよ。」
と、良く教えられた。そんな光景があちこちで繰り広げられていた。これが文化だよなあ~。
小泉首相の靖国参拝で始まった8月15日だった。もっと騒ぎにならないで本当に「鎮魂」という一日にすることは出来ないのかなあ~。
国粋主義的な発想で騒ぐのなら 5月の日本海開戦の日か 12月8日の開戦の日にしてもらいたい。
8月15日は停戦となり多くの人が収まった戦火の中で静かに夜を迎えた最初の日である。それを再現し静かに先祖への鎮魂をすべきだと思う。1年に1度くらいまじめになる日があっても良いと思った。