Archive for 2006年8月

帰省

 明日は成田に出張する。東京方面の出張。ついでだから土日を絡めて帰省をすることにした。それで昨日より帰省している。
昨晩は久しぶりに大学時代の友人と飲み会。私入れて4名。二人は毎年帰省のたびに会っている。本当だとあと一人レギュラーメンバーがいるが今回は不参加。その代わりではないけど10数年ぶりの再会という珍しいのが来ていた。そいつが「みんな 変わらないですよね!」と絶叫。(こいつは1学年下の後輩)たしかにみんな変わらない。そいつは私を指差して「体型が丸くなりましたよね。性格も丸くなりました?」などとえらく気になることをズケズケと言ってくる。
 このメンバーは大学時代のクラブの集まり自然と昔話に花が咲いた。しかし考えてみると 甲子園で活躍したハンカチ王子が生まれた頃の話。そんな昔のことを昨日のことのように話した。みんな記憶がいいよね!とくに酔っ払っときの話なんか忘れていたのに「思い出さしてくれてありがとう!」みたいな話ばっかり。本当に迷惑極まりない!しかしみんなあの時はあーだこーだ!そういうことか!やっと話がつながった!とスッキリしていた。話題の中心は「この私!」なんかいやだったが、みんなは「それだけ言葉に重みがあったんですよ!」なんて無責任なことを言っていた。
 まあ楽しい飲み会は深夜まで続き解散。おかげで本日は二日酔いで半日ふいになった。久しぶりに学生時代に戻った気分だった。次回はいつになるかわからないけどひとりレギュラーの増えた同窓会楽しみだなあ~。
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夏休みⅤ

 昨日は梅田に妻と行って来た。まず梅田スカイタワーで開催されている「『PHOTO IS』10,000人の写真展」に行ってきた。何を隠そう夫婦で出展をしていたのでそれを見に行ってきた。写真は出展者の名前あいうえお順に並んでいるから直ぐに見つかった。自分達の写真と他の人たちと比べると本当にショボかった。先ず写真サイズのような基本的なことから、テクニック面では構図、そしてテーマに至るまで。ただ他の人たちの写真を見ていて思ったのだが被写体は「花火」「子供」「ペット」「桜」なんていうのが多かった。地方性と言うことだと「太陽の塔」「余部鉄橋」もそれぞれ10点はあった。テーマも「メモリー」「エネルギー」なんていうところ。何点写真があるのかはわからないけどあれだけの写真があってもみんな似通ったような写真になるんだなあと思った。プロの写真も出展されていたがやっぱり迫力が違う。写真が何かを訴えている。いい写真って言うのはこれだよね・・・・。1時間以上掛けて写真を見回した。「勝ち負けを競うのじゃないけどなんかショックだね・・・」と喫茶店で反省会。
 その後茶屋町のテアトル梅田に行き「狩人と犬、最後の旅」を見た。久しぶりの映画。日本で言えばマタギと呼ばれる人間のカナダ版の生活を描いた作品。自然保護を訴えたかったんだと思う。スクリーンに広がる広大な原野は旅したイエローナイフやドルトンハイウエイを思い出した。厳しい生活環境なのはわかっているがあこがれてしまう。
 久しぶりにあれこれ行動した一日だった。

夏休み延長戦

 昨日は和歌山の現場に出張。仕事は直ぐに終わり単なる旅行と化してしまった。本日は休みを取って夏休みの延長戦。ところが雨こそ降っていないものの台風の影響で天気が今ひとつ。どこか出かけるのも二の足を踏んでしまった。結局妻と近所のスーパーに買い物に行ってきただけで今に至る。天気のせいにしたが予定もなく休むと結局時間の無駄遣い。一寸もったいないことをしてしまった。

嗚呼 夏休み Ⅳ

 今日夏休み最終日、妻とハイキング?新神戸の布引ハーブ園から布引の滝を通って三宮へ。登りはロープウエイでハーブ園まで。眼下には三宮からポートアイランド、神戸空港が見える。ハーブ園から歩いて下りた。今日も日差しは強かったが冷たい風が心地よかった。下りとはいえ結構急な坂でしんどかった。
 布引の滝について撮影開始。日本三大神滝とかで日光華厳の滝、那智養老の滝、そしてココ布引の滝。そして名水百選でもある。こんなに手ごろなところにこんなに由緒正しい滝があるのだと驚いた。
 夏休み最終日ちょっとしたハイキングを楽しんだ。

嗚呼 夏休み Ⅲ

 昨日は終戦記念日。1945年に太平洋戦争(第二次世界大戦)が終結。厳密に言えば終戦の意思表明をした日となる。このときはあくまでもポツダム宣言を受諾する意思表示を日本が行ったために停戦となったわけで厳密には戦争は終わっていない。だたポツダム宣言が一言で言えば「無条件降伏」(先ず負けを認めて、その後は煮るなり焼くなり好きにして!を認めろ!)なだけに道義的に停戦となったようだ。実際ソビエトみたいな国は知らん顔をして戦闘継続をしていた。しかも日ソ不可侵条約と言う条約があったにもかかわらず攻め込む数日前に一方的に破棄してきた。まあ「友達は選べ」という先人の教えになったわけで・・・・・
 さてこの日は朝から小泉首相の靖国参拝で始まった。夕方は加藤元幹事長宅焼失。いずれにしても終戦にまつわる所からの事件(加藤議員宅事件はそうらしいで原因は捜査中とのこと)が起きた。今日ぐらい厳かに静かな日にすれば良いのにと思った。
 私は昼頃からカメラ片手になにわの街を散歩。天王寺界隈を散歩した。その後チン電で住吉大社に行き、夕方には四天王寺の万灯供養を見に行った。先祖の名前を書いたローソクを境内に設置された台に祀ってもらい参拝者が拝んでいた。結構な人出だが何か独特な厳かさがあった。子供の頃お盆で先祖さんを祀っているとおばあさんを始め大人の人に
「ご先祖さんがいるから お前がいるんだよ。家も土地もみんなご先祖さんが汗水たらして働いたからあるんだよ。」
と、良く教えられた。そんな光景があちこちで繰り広げられていた。これが文化だよなあ~。
 小泉首相の靖国参拝で始まった8月15日だった。もっと騒ぎにならないで本当に「鎮魂」という一日にすることは出来ないのかなあ~。
 国粋主義的な発想で騒ぐのなら 5月の日本海開戦の日か 12月8日の開戦の日にしてもらいたい。
8月15日は停戦となり多くの人が収まった戦火の中で静かに夜を迎えた最初の日である。それを再現し静かに先祖への鎮魂をすべきだと思う。1年に1度くらいまじめになる日があっても良いと思った。