Archive for 2006年6月11日

 先ほど梅田より帰宅。妻とお中元を買いに行った帰り梅田スカイタワーにある庭園の蛍を見に行ってきた。水も綺麗にしているようなので一寸は見れるだろうと思い19時頃現地入り。数名の人が庭園内の橋にいた。私らも少し早いとは思ったが待つことに。19時45分ぐらいに辺りは薄暗くなってきた。するとエメラルドグリーンの光が水面(みずも)からスーッと上がってきた。
「蛍だ!」私も周りの人も叫んだ
蛍は旋回しながら上昇し木の枝に。目の前を蛍が通過した。私は過去数度蛍を見たことがあるが手の届くような直ぐそばで蛍を見たのは初めてだった。オクサンは本当に初めて見たといっていた。その後チラホラ飛ぶ蛍を目前で見た。中には橋の欄干から手を出した人の手に止まるほど真近まで。蛍には死んだ人の魂が宿ると聞いた事がある。そして蛍は物凄くデリケートな生き物で一寸した汚れや環境変化に耐えられないとも聞いた事がある。そんなに神秘的なものをこんなに身近に感じる事ができる本当に素晴らしい事だとおもった。ただ本音をいうとこれが人工的なものでなく自然と見れるものであるともっといいのだが。いつかは淀川辺りでも蛍が見れるようになるといいなあと思った。
 本当に蛍の光は幻想的で蛍光というイメージどおりの光を放っていた。しかしその光はほんわりとしたイメージでは無く力強く明るく光っていたのが印象的だった。
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観光地

 昨晩は友人が新居浜から大阪に来ていたのでミナミで一杯。試験があるとかで会社の同僚と3人で来ていた。そこに私がお呼ばれした。
 待ち合わせを「ひっかけ橋」にしたのだが休日の17時30分ともなると結構な人ごみ。待って5分もしないで落ち合ったのだがその間色々な人が私の周りを通過した。
 一番意外だったのはカメラを片手に写真をとっている人間が異常に多いことに気づいた。蟹道楽、ずぼらや、食い倒れ人形などをバックに写真を撮っている人が多数。こっちにしたらどうでもいいものが珍しい。「観光ってそういうものだよなー」と思ってみていた。
 独身の頃は毎日のようにミナミにいっていた。完璧に通勤経路になっていて今ではこうして特別な事がないと行かなくなってしまったがちょっとしない間にずいぶん雰囲気が変わったものだと思った。わたしのあのあたりのイメージは妙にテンションの高い若者か酔っ払ったオッサンが居ると言うどちらかと言うと暗いイメージしかなかった。よそからのお客さん、観光客が来るようになれば少しは明るい安全なイメージになるのかなあと思った。あとは「ひかっけ橋」の飛込みがなくなればだいぶ落ち着いた雰囲気になるのだろうが。