民主党の永田議員が勇み足の追求で恥を世間にさらしているが今日はとうとう糾弾した相手に頭を下げていた。何故議場でそんな事をするのか?頭を下げるのであれば先ずはきちんとした形で謝罪を申し入れてもっと違う場ですべきだと思う。
 それはそれとして、なんでこんなドジを踏んだのか?市びった追求をして恥をかいたといえば社民党が鈴木宗雄議員を追及した議員が逆につぶされて大恥をかき、信用失墜、再起不能なまでになってしまった。
 そんな前例があるのにも関わらず自民党という巨大組織に立ち向かうのに随分と軽はずみな事をしたものだと思った。いくら確証に満ちた情報を持っていたとしても、一方的な強権があるわけでもなく、動かぬ映像(動画)のような証拠でもない限り相手にとぼけられてしまうのは目に見えている。だから追求も、あんなふうに実名を挙げたりして言い切っても「そんなの 知らん!」と言われてしまえば話は終わってしまう。事実終わってしまい、挙句の果てはうそつき扱い。興奮して騒いでも何も得られないのははっきりしていると思う。
 そして、民主党は3点セットだか4点セットだか忘れたが、それら議題を国会で取り上げる事で野党として、正義を訴えると言う目的を持っていたと思っていたが、何をどうトチ狂って訳の解らないネタを持ち出して自爆をしたのか?組織としての取り組みがあったのか?しかも、あの後の民主党や当該議員の行動を見ていると相当の覚悟を持ってメールを持ち出したとは思えない。あんな風に軽々とネタを出してどういうつもりであったのか?あれで、自民党側が「参りました!」と、言うとでも思ったのか?
 今となってはあのメールが嘘でも本当でもどうでもいい。最後まで言い切れない、議論できないような怪文書を国政の場に持ち込む幼稚さはあきれて物も言えない。あの年になるまで何をしていたのか?気位が高いばかりで、何も考えていない。こんなタイプの人間って案外多いのも事実。
 おかげで当初民主党自身が言っていたセットはどこかに飛んでしまった。自分が優位に立ったときこそ慎重になるのは戦術のイロハと思う。
 今回の騒動を見ているとこっちが四国の霊場巡りをしたくなって来る。
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