Archive for 2006年2月27日

2.26

 昭和11年2.26事件と言うクーデター(実際には同時多発テロ)が発生した。色々と反乱軍を美化する趣もあるが実際は陸軍省内部の派閥争いの一部。ジイ様にそそのかされた若造が恐れ多くも国の武器で同時多発テロを実行。多くの人を殺した挙句に町のど真ん中を占拠するという恐ろしい事件。    当時の軍でも武器は厳重に管理されていて不用意に持ち出しが出来るものとは思えないが、いざとなるとやってのけてしまう。本当に恐ろしい。
 今でも自衛隊が防衛庁を防衛省にするとかいっている。確かに自衛隊のご苦労を考えると防衛省もいいのかも知れないが実際には省になることで国民にどれだけのメリットがあるのか全く不明不可解。
 今の自衛隊は旧軍と違ってシビリアンコントロール(文民統制)をしているとか言っているが、事を起そうと言う時に本来チェックをする者が事を起す側の仲間であればノーチェックで事が進む。2.26の武器持ち出しでもそうであるがいくら演習をする権限が部隊長にあるからといっても、おかしな輩が自らの部隊に動員を掛けていればその上官若しくは仲間が行動を妨げるがその辺にいる人間が全て仲間だから止めるどころか黙認、同調をしている。いくら旧軍でも自分の部下が反乱を起したら上官も監督責任を取らされるから必死になって止めるがその形跡が全くない。しかも当時の時勢では今と違い辞職などと言う甘いものですむわけが無い。
 用はどうにであれ暴走しだしたらどんなチェックがあっても止まるわけがない。まあ日本軍と言う組織は暴走が勢いあまりアメリカと戦争をしてつぶされて壊れるまで暴走し続けた。
 防衛庁も同じで、一部役人の利得のために省に従っているような気がしてならない。まえ、テレビで面白い事を言っていたが海外で人道援助をするのには庁ではなく省になる必要がある。そして省でならなければいけない理由をクドクドと言っていたが要は省になって色々な権力が欲しいらしい。
 海外で人道援助をしている組織で省なのは外務省だけだと思う。警察、消防、海上保安庁等、警察、消防の実際に派遣される人に至っては地方公務員。
 日本人のように金に転びやすい人種が奇麗事を言う時は必ず裏にはお金が動いている。それは昭和11年から今まで全然変わっていないような気がした。
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頭にきた!

 いま1週間ぶりにブログの更新をしていたのだが正に書き終わりUPしようとした瞬間。文字の全てが消えた。なんで?気力もうせた・・・・・・・
 また明日書き直そうかなあ?