Archive for 2006年2月

2.26

 昭和11年2.26事件と言うクーデター(実際には同時多発テロ)が発生した。色々と反乱軍を美化する趣もあるが実際は陸軍省内部の派閥争いの一部。ジイ様にそそのかされた若造が恐れ多くも国の武器で同時多発テロを実行。多くの人を殺した挙句に町のど真ん中を占拠するという恐ろしい事件。    当時の軍でも武器は厳重に管理されていて不用意に持ち出しが出来るものとは思えないが、いざとなるとやってのけてしまう。本当に恐ろしい。
 今でも自衛隊が防衛庁を防衛省にするとかいっている。確かに自衛隊のご苦労を考えると防衛省もいいのかも知れないが実際には省になることで国民にどれだけのメリットがあるのか全く不明不可解。
 今の自衛隊は旧軍と違ってシビリアンコントロール(文民統制)をしているとか言っているが、事を起そうと言う時に本来チェックをする者が事を起す側の仲間であればノーチェックで事が進む。2.26の武器持ち出しでもそうであるがいくら演習をする権限が部隊長にあるからといっても、おかしな輩が自らの部隊に動員を掛けていればその上官若しくは仲間が行動を妨げるがその辺にいる人間が全て仲間だから止めるどころか黙認、同調をしている。いくら旧軍でも自分の部下が反乱を起したら上官も監督責任を取らされるから必死になって止めるがその形跡が全くない。しかも当時の時勢では今と違い辞職などと言う甘いものですむわけが無い。
 用はどうにであれ暴走しだしたらどんなチェックがあっても止まるわけがない。まあ日本軍と言う組織は暴走が勢いあまりアメリカと戦争をしてつぶされて壊れるまで暴走し続けた。
 防衛庁も同じで、一部役人の利得のために省に従っているような気がしてならない。まえ、テレビで面白い事を言っていたが海外で人道援助をするのには庁ではなく省になる必要がある。そして省でならなければいけない理由をクドクドと言っていたが要は省になって色々な権力が欲しいらしい。
 海外で人道援助をしている組織で省なのは外務省だけだと思う。警察、消防、海上保安庁等、警察、消防の実際に派遣される人に至っては地方公務員。
 日本人のように金に転びやすい人種が奇麗事を言う時は必ず裏にはお金が動いている。それは昭和11年から今まで全然変わっていないような気がした。
広告

頭にきた!

 いま1週間ぶりにブログの更新をしていたのだが正に書き終わりUPしようとした瞬間。文字の全てが消えた。なんで?気力もうせた・・・・・・・
 また明日書き直そうかなあ?

出張!

 今日は熊本に出張で行って来た。これまで熊本は2回ほど行った事があり今回で3回目。過去2回は時間のない慌しい物で行ったといっても通過したようなもの。今日は午後からの用事だが飛行機の都合で早朝出発。午前中に2時間ほど余裕が出来た。
 そこで今回は熊本観光とばかり熊本城に行った。熊本城は当然初めて。その壮大さにはびっくり。規模は大阪城や江戸城(皇居)の方が凄いのだろうけど、今まで見てきた城の中では一番のインパクトがあった。特に空掘から立ち上がる石垣と櫓、塀は物凄く深く大きな物に見えた。難攻不落の名城の雰囲気が物凄く漂っていた。天守閣に上がり展示品を見た。熊本城といえば西南戦争の舞台として有名。自然、展示品も西南戦争関連。官軍の殉職した指揮官のボロボロの軍服が展示されていた。100年以上前にこの軍服を着て戦争をしていた人が実際にいてそして死んだ。本人が死んだ今でも死に切れない服が叫んで居る様だった。
 あいにくの雨だったから天守閣展望台(熊本城天守閣は昭和の戦後に復元されたRC造)からの眺めは真っ白で見えなかったが遠くは阿蘇山が見渡せると係員のオジサンが説明をしていた。
 平日だと言うのに観光客は結構いた。韓国人らしい集団(男ばかり)が数組と、40代ぐらいの夫婦が目立った。私みたいに作業服でふらふらしているのは掃除のオジサン以外いなかった。
 熊本城はそんなわけで2時間の空き時間目一杯過ごしてしまった。城見物が終わってから路面電車で熊本駅に向かった。私は路面電車が好きであちこちで無理から利用して帰っている。別にバス利用でも良かったのだけど。くねくね曲がった軌道を吸い付くように走っていった。結構揺れた。
 肝心な仕事の方は段取りが良かったから(観光したい一身で大阪で出来る事は目一杯段取りして今日に臨んだ)予定より1時間も早く終わった。
 おかげで1時間観光の時間が出来た。辛島町の名物のラーメン屋を探したが3件まわって3件とも「準備中!」、観光パンフレットには出ていない店だが営業中の店ををたまたま発見。「元祖 熊本ラーメン」と書いてあった。何でもいいや!とばかりに入ったが中々おいしかった。イメージどおりの熊本ラーメンだった。(ちなみに私は別にラーメンにこだわりも無ければラーメン好きでもない。ただ名産品を食べたかっただけ。時間的に馬刺しは不可能なのでラーメンを選んだだけ。)
 バスに乗り熊本空港へ。そして大阪空港からJR伊丹駅へ。今日は時間の流れが凄くよかったが空港からの伊丹市営バスが定刻運転をしていた。こんなの初めて!予定通り20時帰宅。仕事と言うより本当に観光一色の旅だった。天気が悪かったのが唯一の問題だった。

 金曜日久しぶりに同僚と飲みに行った。会社の近所の「しょうじき屋」という店に行った。一緒に行った同僚は1998年に開店したこの店の開店二日目からの常連。
 ついつい飲みすぎて次の店、ショットバーへ。さすがに大して飲めなかったが、ふとアラスカのアイスミュージアムの氷のバーを思い出した。氷のグラスで飲むドライマティーニは最高だった。そういわれてみれば六本木にアイスバーが出来たとテレビで言っていた。料理メニューが無いから延々と飲むしかないようだが時間制限があるらしい。四角い氷のグラスで飲むらしい。大阪にも似たような店が出来るのを楽しみにしているが、室温をマイナス5℃に設定しているというから空調とか大変見たい、氷もフィンランドから空輸しているとか言っていたから結構店の経費も馬鹿にならない、おいそれと店が広がるようには思えない。なかなか、アイスバーも遠い存在。
 で、結局遅くまで飲みすぎてタクシーで帰宅。土曜日午前中は二日酔い。金も使ったが時間も浪費したような・・・

コンビニ弁当

 昨夜テレビ番組でコンビニ弁当の商品開発や品質管理を特集していた。私はコンビニは使う専門なんで「大変だなー。」という感想しかない。30才代前半の担当者が取引先、いわば下請け会社の担当者を相手に奮闘している姿と客の手厳しい評価、「同じ年の時にここまでは仕事をしていなかったなー」と、人事ながらに感心した。少なくとも下請けと客の両方から叩かれる事は無かった。
 弁当、おにぎりの担当者は試食で食べているから太ってくるとか恐ろしい事を言っていた。30代前半は確かに太りやすい時期だと思う。私も独身時代にコンビニ弁当を毎日食べ、夜は毎晩酒を飲み、結果思い切って太り今の原型が完成されたわけだが、その後結婚をしたため食生活はまともになり太ってはいるが病気にならず済んだ。
 それを思うと担当者は毎日のように食べて、精神的に叩かれて「こりゃあ~早死にするよねー」と思った。まあ社内の異動がまめにあるのだろうけどこういう激務も世の中に存在するのだと感心した。反面、食糧難の国から見たら夢のような話。腹いっぱい食べてお金まで貰える夢のような話。同じ人間でも生まれるところが違うとこんなにも差が出るのが本当に悲しい話。裕福な側に生まれた事に改めて感謝をしてしまう。
 話が迷走したが、テレビの影響で今日の昼はコンビニ弁当。ものすごく込んでいてレジは長蛇の列。OLさんで店内はごった返していた。おいしそうな弁当が並んでいたけど結構値段高いなあ~!散々待ってこれだとなあ~私らには定食屋の方が向いているなあ~。