Archive for 2005年12月24日

一足早い正月休み-2

 今となっては昨日の話だが夜遅くについたせいもあり疲れていた。朝はいつもの時間に起床したが朝食の後また睡眠、昼ごろおきて昼食。親父が湯掻くそばの量を間違えたとかで4人前もそばがあった。親父は「俺は腹一杯だ」というととっととご馳走様。一人で3人前も食べることに。食べたら眠くなり又睡眠。気がついたら夕方になっていた。弟の部屋に行き漫画を取ってきて「ゴルゴ13」を見ていたら、又眠くなってきて睡眠。夕飯時に目が覚めた。風呂入ってのんびりしていたら夕ご飯。又食べてのんびりテレビを見ていたがケーブルテレビに慣らされた私には地上波番組は苦痛。結局飽きて寝ることに。21時ごろ睡眠。大阪のオクサンにねるよーと電話。「もう寝るの?」「又後で電話する・・・・・」そのまま睡眠。結局今朝7:00まで熟睡。
 ああー本当に良く寝た。完全な引きこもり?寝たきり老人?よくいえば一足早い正月休みを過ごしたわけだ。今年はアラスカにいくから正月のんびりも出来ないからちょうど良いや!と怠惰な自分に言い聞かせている。
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一足早い正月休み

おととい出張先の秋田からの大移動。18:59 横手発の在来線に乗り大曲で東京へ行く最終の新幹線で23:30ごろ東京駅へ(若干遅れた)。新幹線はサラリーマン風や若いカップルで一杯。大曲で乗車してすぐに車内販売で弁当を買おうとしたら売り切れ。おなかをすかしたまま東京へ。
 東京からは中央線で立川へ。中央線は想像通り激混み。多くの人はネクタイをしたサラリーマンやOLさん。みんな窮屈そうにしていた。こっちは出張先からの帰りだからドカジャンに作業服というラフないでたち。みんなを見ながら「俺も以前はコレで通勤していたんだなー」と。大阪では通勤時間は片道30分、電車には10分ほどしか乗っていないし他人様と身体が触れるほど混んでいない。昔の慣れがあるから驚かないが結構ストレスがたまる。そういう目で見ると中野を過ぎてからは車内の雰囲気が殺伐としてきた。
 ふと昔を思い出した。あの時は快速電車に乗っていたのだが、酔っ払ったサラリーマン風のおじさんが座席で横柄な寝方をしていてなぜか急に立ち上がり床にばたっと倒れ込んでしまった。そして電車はおそらく荻窪に到着したと思うがみなさん(男も女も)おじさんを踏んだりけったりしながら下車。明らかに背中に乗って行った女もいた。おじさんに「大丈夫ですか?」なんて言うやついやしない。しばらくすると「ぐおーっつ」と大きないびき。どこからともなく「マジカヨ!」「のんきな野郎だなあ!」「次で引き摺り下ろせ!」と罵声の嵐。しばらくすると、女の人の声で「やめてください!倒れた人がいびきをかくのは危険なんです!」脳卒中だか脳梗塞の恐れがあると 叫び声が。その声の人が「わたし看護婦です。すいませんあけてください!」一瞬周りは静かになった。電車は次の駅に停車。人の流れに沿ってその看護婦さんがこっちに来ようとしたら、おじさんむっくり立ち上がりふらふらしながら下車。その看護婦さん唖然としていたのが今でも忘れられない。
 ?私? おまえはどこにいたのかって?
じつは倒れたおじさんの目の前で全てを見ていた。それもいすいに座っていた。おじさんに座席で横柄な態度を取られて頭にきていたから黙ってみていましたよ!そのときは。しかし看護婦さんには悪いけどそのおじさん単に寝ているようにしか俺には見えないし、みんなが疲れて帰っていく遅い電車で酔っ払って寝ている人に同情をするほど世間は寛大では無いとわたしは思う。
 昔を思い出していたら立川に到着。下車してホームを歩いていたら多くの乗客が脱兎のごとく青梅線になだれ込んでいく。もう0時をまわり1時になろうかという時間だというのに・・・・まるで22時頃のよう。どこかで乗客同士のけんか。罵声のするほうをみればサラリーマン風2名が迫力のない喧嘩をしていた。
「やっぱり、満員電車は 荒むなあ~!」
 深夜バスに乗り込み自宅へ。深夜バスも乗客が多くて乗せきれないからもう一台増発して2台で運行していた。
 1:00ごろ自宅に到着。約6時間の旅は終わった。私が子供のころ秋田といえばものすごく遠いところで夕方に出て夜つくような距離ではないような気がしたが・・・・交通手段の発達と深夜まで活動する生活習慣の変化の賜物で遅い時間とは言え実家にたどり着いた。