残念!
私の母屋のHPで 広島、長崎の被爆施設を写真で紹介している。
被爆の惨状を子供の頃より本で読んだり、テレビで知ったりで実際に行ってみてその惨状の凄まじさを「肌に感じた」とまで言わないが その惨状を生で接して 自分、親兄弟、たとえ他人でも(犠牲者の方々には申し訳ないが)これ以上 悲惨な思いをする人が増えるのは 防がないといけないと 少しは自分の事として思っていた。
長崎原爆資料館のHPを見たら 被爆建造物・碑めぐりのコースと言うのが紹介されていてそのコースに
お手軽コース、もうちょっとコース、欲張りコース
と、まわる先の数に応じてコース名がついていた。
ハイキングやスタンプラリーのコースならまだしも 非業の死を遂げた犠牲者が出ている 鎮魂すべき場所に 「お気軽」「もうちょっと」「欲張り」の名称をつける神経の無さ 本当残念。
自分の親兄弟や友達の死んだ それも 言葉に言えない様な死に方をしている最後の絶命の地(「人間を帰せ」と、まで言っている)が
「「お気軽」か? 「もうちょっと」?何だよ!もっと死ねってか?「欲張り」?非業の死を遂げた人に欲張りとは どの面が言っているんだ!」
って、言うよな。
あの世で 自分の死んだ場所が お気軽コース。なんて聞いたら頭にくると思う。
世界に平和を発するとか言っている割には 何か滑っている。こういう細かい配慮が出来ないのは何故か?結局平和宣言を誰のためにやっているのか?もっと原点に立てば こんな馬鹿な コース名をつけることは無かったと思う。
もっと腹のたったのは
妻に「考えすぎだ!」といわれた。
何で解ってもらえなかったのか ダブルで残念。
結局俺は お気軽?もうちょっと?だったのかな。俺が消え時に 自分が「欲張り」だった! と反省させなければ!!