週末の土日、我家にお客さんが来た。お客さんとは言っても甥っ子。小学校5年らしい。最初に会ったのが5~6年前、幼稚園だった事を考えると随分と大人になったがまだまだお子様。
 で、そのお子様を連れて大阪市立科学館に行ってきた。残念な事にプラネタリュームは満員で見れなかった。仕方が無いので通常の展示物だけ一回り。何を隠そう私は博物館大好き少年で小学校4年生の頃には友達と 丸の内にある電気博物館、逓信総合博物館、上野の国立科学博物館、王子の紙の博物館、御茶ノ水のある交通博物館、船の科学館等今にして思うと随分と出歩いていたなあと感心する。自慢だがその経験はその後の人生に微塵も反映されていない。何を隠そう工学部の出身だが物理、化学は大の苦手、その自分が技術的な仕事をしているって言うんだから日本も終わりが近いと信じている。
 話は大幅にそれたが、その甥っ子はこういう博物館に来た事が無かったらしい。高学年だというのに低学年の子供に混じって無邪気に遊んでいた。始めは何か違和感を感じたが前述した私のように博物館に通い詰めても人生に生かせるわけではないし、それなら楽しんだ方がよっぽどましだと思った。そう思うと今度はうらやましくなって来た。無邪気に楽しんでいるのを見るのは良い事だ!
 で、科学館に説明をしている大学生がいるのだが 甥に刺激をされて 子供以上に展示物で遊んでいるオッサン(つまり私だが)に声を掛けてくる。発電や 水の中を浮き沈みする浮きのからくりを教えてくれる。あれは 明らかに 俺の事アホだと思っていたよね。絶対に工学部を卒業したなんて微塵も思っていなかったと思う。私は親切な学生さんに「ほー、へー 」を繰り返した。まさか「 そのぐらい知ってるよ!」なんていえないだろ。学生さんの未来が掛かっているのに。
 で、正直な話、私が関心をしていたのは今建設中のプラントに学習施設を設置しないといけないのだが お客さんも、うちの会社の設計担当者も、ひいては業者もどういう風にしたらいいのかわからなくて 数千万円の仕事がココ数ヶ月ホッタラカシになっている。私は色々な展示物をいじくって こんなの作る職人っているんだなあとか こんなのあそこの業者作れないのか?これいくらで作ったのかなあ~。こんなとこ溶接しているなあとか おおっつ!やはり子供が触るようなところはちゃんとバリ取りしているなあ~ と 感心していたのが 学生さんには 科学を不思議がる 変なオヤジに見えたのだろうねえ。まあ 理系音痴だから文句言えないけど・・・・
 今日は何がいいたかのかなあ 長い文章だが・・・
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