結局この日は何処にも出かけなかった。
いや、昼に買った本の代金を振り込みに近所の郵便局に行った。丁度正午だったかな。
 大概、8/15は自宅若しくは実家にいる。で、テレビを見ているわけだが毎年戦争映画の放送が多い事。反戦的、美談的といろいろあるが まあこうも戦争映画って多く作られているものだと感心した。
 ほとんどの映画は 終戦間際の 学徒兵や特攻隊を題材にしたのが多いと思う。8/15と言う反省の日にはどうしてもこういう題材の映画を放送せざるを得ないと言う事は理解できる。作品は昭和30年から40年代の作品が多い。
 今年で戦後60年、作品の出来たのが戦後10数年から20数年。作品が出来てから約30年程度。作品の出来たときを中心にすると 事実があった時より 作品から今の方が時が経ってしまっている。
 昔、学生の頃も8/15付近になると 戦争映画ばかり放送されていて
「昔は大変だったんだな~」と思っていたが
その思っていた時も 今では「昔」になってしまった。そうおもうと 子供の頃戦争なんて遠い昔の事と思っていたが案外 最近起きた事だったと思う。それだけ自分も年を取ったわけだ!
 
 しかし 戦争が終わって10年から20年のところでは 戦争はもうしませんと言うことで 映画を作ったり本を書いたりと言う人が多くいたが 今では そういう人もいなくなり 政府も理由は兎も角 法をねじ曲げて「海外派兵」をする始末。
 
 先日の写真展でも思ったが 広い意味で戦争の無い生活がどれだけ幸せな事だと有難がらなければいけないのに何か 変な方に進んでいるような気がする。
 
 戦争を決める政治家や官僚のジイ様やオッサンは戦場に行って辛い思いをしないから無責任な事するなよ!聖戦の美名で若い者や立場の弱い人間に人殺しを強いるような判断だけはし欲しくないものだと願わずにはいられない。
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