今日は妻と梅田に出かけた。世界報道写真展を見に行ってきた。
真実の迫力を 感じた。報道写真といえば主は新聞の写真になるのだろうが こういう写真展に展示してある写真は新聞紙上に掲載された写真よりもう一つ踏み込んだところの写真が多い。
見る者に強烈なメッセージを訴える。 災害で身内を亡くして悲しむ人、子供を殺されて呆然としている母親、犯されて脅えきった目の少女、戦場で負傷した兵士、等々どれも目を覆いたくなるほど悲しい写真だった。その反面 バッタを追いかける少年などという 写真としては明るいものもあった。写真の撮影された場所は スマトラ地震、イラク、アフリカ、中南米と悲しいニュースの絶えない方面ばかり、その他急激な経済成長をする中国も数枚写真があった。
戦後60年と言うが 戦後なのは日本だけで 他の国はまだまだ戦争中。腹が減ったら何か食べれて、安心して外出できる いわゆる 「当たり前の事」の尊さの有難さを思い切り感じた。
