事故から出た問題
月曜日に大きな鉄道事故があり今日土曜日。今週は事故のニュース1色だった。犠牲者も最初の発表から大幅に増え100余人。今はコンピュータが発達しているせいか事故解明の概略は各報道機関で独自に検証。ほぼ結論と思えるところまで来ていると思う。まったく本当に早く不特定多数の人間に情報が発せられたのを見て、IT発達の凄さを思い知った。あとは事故の真の問題と責任、再発防止がなされるのを待ってから運転再開をしてもらいたいと思う。実際には連休明けに運転再開をするらしいが。事故の会見であれだけ頭を下げ、安全だの何だの言っていて、事故再発防止がなされないで(旧式の列車運転制御システムや車両台車、脱線防止ガードレールの設置)また同じように運行をしようとしている神経を疑う。今度の決算で最高益を出す会社のすることではないと思う。確かに東京と違って大阪では本当に古い電車を見かける。競争の厳しい中のことで、大変だなあと思っていたが 実は 車体が古いぐらいだから他の装備も推して知るべしと言った事だった様。安全装備までケチっていたようである。こういうところから大阪はセコイ。金ばかり勘定しているって思われてしまうわけだ。残念な事に。
今回の鉄道事故では電車や運転手の問題より JRを含め企業の労務管理を含めた経営理念というか方針が問われ、企業の有り方が考え直されるきっかけになればいいと思う。
当事者の処分をしても低い確率だとは思うけど同じ事故がまた起きると思う。